小池都知事 特措法に基づき協力要請 新型コロナ感染拡大防止へ

小池都知事 特措法に基づき協力要請 新型コロナ感染拡大防止へ
東京都の小池知事は「モニタリング会議」のなかで、新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づいて、都民と事業者に対し、感染拡大の防止に向けた協力を要請しました。
このなかで、小池知事は、都民に対しては、「いわゆる夜の繁華街では、接待を伴う飲食店などでガイドラインに示された十分な感染防止対策が講じられていない店の利用を避けていただくこと、そして、会食の場合も同様に感染防止対策がとられていない飲食店の利用を避けていただきたい」と述べました。

また、「高齢の方や基礎疾患のある方は外出の際、特に注意をしていただきたい。改めて都民の皆様には、不要不急の都外への外出はできるだけ控えていただくこと、そして、イベントに参加される方、劇場などを利用される方には、名簿にあらかじめ記入していただくことや感染の可能性の把握のために、都の見守りサービス、国の接触確認アプリのインストールをお願いしたい」と述べました。

さらに事業者に対しては、「スタッフの体温測定、店の中の消毒、ガイドラインに基づく感染防止対策の徹底、そして感染防止徹底宣言ステッカーの店頭への表示をお願いする。また、接待を伴う飲食店の経営者の皆様には、スタッフにPCR検査を受けるよう勧めていただきたい。先日、劇場でのイベントでクラスターが発生したが、イベントの開催にあたっては、主催者と施設管理者の皆様にガイドライン順守を厳にお願いする。また、客に対しては、接触確認アプリのインストールを促していただきたい」と述べました。

また、「社会福祉施設などについては、職員の体調管理、面会者への感染予防対策、施設内の消毒など、感染防止対策の徹底をお願いする」と述べました。