東京都 新たに165人の感染確認 新型コロナウイルス

東京都 新たに165人の感染確認 新型コロナウイルス
東京都は15日、都内で新たに165人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。また、感染が確認された1人が死亡したことを明らかにしました。

10歳未満から80代

東京都は15日、都内で新たに10歳未満から80代の男女合わせて165人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

都内では、新たな感染の確認が今月12日までの4日連続で200人を超えていました。その後、200人は下回りましたが、15日で3日連続、100人台になりました。

40代以上が50人

都によりますと、165人のうち、20代と30代は合わせて105人で全体のおよそ64%を占めている一方、40代以上は50人でおよそ30%です。

約53%は感染経路不明

165人のうち、およそ47%にあたる78人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、およそ53%にあたる87人はこれまでのところ感染経路がわかっていないということです。

接待伴う店の従業員や客などが13人

都によりますと、新たに感染が確認された165人のうち、ホストクラブやガールズバーなど接待を伴う店の従業員や客などが13人いるということです。

職場内、保育園、会食なども

このほか、
▽職場内が18人、
▽文京区の保育園など施設内が14人、
▽家庭内が14人、
▽会食が8人、
▽新宿区の劇場で行われた舞台公演の客などが3人だったということです。

これで都内で感染が確認されたのは合わせて8354人になりました。

一方、都は、感染が確認された90代の男性1人が死亡したことを明らかにしました。

都内で死亡した人が確認されるのは6月24日以来で、これで合わせて326人になりました。

担当者「年齢の幅が広がり、感染経路も多岐に」

都の担当者は「年齢の幅が広がっていて、感染経路も多岐にわたっている。高齢者の感染もみられ、地域的にも少し広がりがみられる。90代の方が亡くなっていて、高齢者が感染するとリスクが高いことが事実として出ている。基本的な感染防止対策をとり、家族などに感染させないよう努めていただきたい」としています。