看護師と市立小学校に勤める教諭 感染確認 神奈川 川崎

看護師と市立小学校に勤める教諭 感染確認 神奈川 川崎
川崎市は14日夜、市立病院に勤める看護師の40代の女性と市立小学校に勤める40代の男性教諭の2人の感染が新たに確認されたと発表しました。神奈川県で発表された14日の感染者は28人になりました。
川崎市によりますと、40代の看護師は市立川崎病院に勤めていて、集団感染が確認されている東京・新宿区の劇場で行われた舞台公演を今月1日から5日まで合わせて5回、鑑賞していたということです。本人が13日勤務先の病院に相談し、検査の結果14日感染が分かったということです。

看護師は、NICU=「新生児集中治療室」などで夜勤を担当していて、13日の朝まで勤務し、新生児合わせて11人が濃厚接触者に当たるとされました。入院中の8人は検査で陰性が確認され、退院した3人については15日検査を行うということです。

病院は14日、院内を消毒したほか、NICUなどの新規の入院の受け入れを14日から2週間程度、中止することにしています。

また、40代の男性教諭は妻がすでに感染したことが分かっていて濃厚接触者だということです。

市教育委員会によりますと、男性教諭は今月10日まで勤務していましたが授業の受け持ちはなく、児童や教職員に濃厚接触者はいないということです。14日校内の消毒を行いましたが休校にはせず、15日以降も通常どおり授業を行うということです。

神奈川県ではこれまでに26人の感染者が明らかになっていて14日の新たな感染者は28人となりました。