埼玉県 感染状況に応じ4段階で病床確保 新計画発表 新型コロナ

埼玉県 感染状況に応じ4段階で病床確保 新計画発表 新型コロナ
新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、埼玉県の大野知事は入院患者の数などに応じ、4段階で病床を確保する新たな計画を発表しました。
この計画は、いわゆる第2波に備えて病床の確保を進めるため埼玉県がまとめ、大野知事が14日の会見で発表しました。

それによりますと、感染の状況に応じて確保する病床の数は4段階に分かれ、140床から最大1400床とし、このうち重症患者については20床から最大200床としています。

さらに、入院患者の数と重症患者のベッドの使用率を新たな基準として、基準に達した場合は事前に医療機関に対してアラートを出して準備を要請し、確保する病床の数を引き上げるとしています。

県は新たな計画に基づいて感染者の増加に備えたいとしています。

また、今月22日から始まる政府の「Go Toキャンペーン」について、「観光業者は期待を持っていて、私自身も賛成だ。感染症対策を最優先にキャンペーンを行い、まずは近場の首都圏の中で観光できる体制を整えることが大切だ」と述べて、対策を行いながら進めるべきだという考えを示しました。