舞台公演で集団感染 保育教諭の濃厚接触者 園児ら71人に 群馬

舞台公演で集団感染 保育教諭の濃厚接触者 園児ら71人に 群馬
新型コロナウイルスの集団感染が発生した東京 新宿区の劇場で舞台公演を鑑賞した群馬県玉村町の保育教諭の女性の感染が13日、確認されたことを受けて、県が調べたところ、勤務先のこども園の園児と職員、合わせて71人が濃厚接触者であることが分かりました。群馬県は全員のPCR検査を行うことにしています。
13日、感染が確認されたのは群馬県玉村町に住む20代の保育教諭の女性で、今月5日、集団感染が発生した東京 新宿区の「新宿シアター モリエール」で舞台公演を鑑賞していました。

女性は舞台を鑑賞した翌日の6日から11日まで、勤務先の伊勢崎市のこども園に出勤していたため、県が調べたところ、園児65人と職員6人の合わせて71人が濃厚接触者であることがわかったということです。

県は濃厚接触者全員のPCR検査を14日から数日に分けて行うことにしています。

また、これとは別に、女性と同居する1人は検査の結果、陰性と判定されたということです。

こども園は14日から臨時休園していて、保健所の指導を受けながら園内の消毒を進めるほか、濃厚接触者以外の園児や職員の健康状態も確認することにしています。