療養先“調整中”のコロナ感染者 「非常に注目」加藤厚労相

療養先“調整中”のコロナ感染者 「非常に注目」加藤厚労相
加藤厚生労働大臣は、閣議のあとの記者会見で、東京都が感染が確認された人のうち、13日現在で396人を療養先を「調整中」として発表していることについて、「われわれも非常に注目していて、具体的にどういう状況なのか、都に対して、再三確認をお願いしている」と述べました。
そのうえで、「『調整中』の人の中に連絡がとれない人がいるという話は、以前から聞いているが、都から具体的な数字は聞いておらず、今後の対応について都と調整を図っているところだ」と述べました。

そして、加藤大臣は、「陽性になった人は、きちんと入院や宿泊療養をすることによって、自身の治療を図っていただくとともに、隔離を徹底して感染拡大を防止していくことが必要だ。都には、療養先の調整を行う保健所の職員の体制の増強などをしっかりやっていただきたい」と述べました。