日本の探査機「はやぶさ2」 カプセルの地球帰還は12月6日予定

日本の探査機「はやぶさ2」 カプセルの地球帰還は12月6日予定
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小惑星への2度の着陸に成功した日本の探査機「はやぶさ2」は、小惑星の砂などが入ったとみられるカプセルを、ことし12月6日に地球に帰還させることになりました。
日本の探査機「はやぶさ2」は、小惑星「リュウグウ」に2度着陸し、表面の砂や岩石の破片の採取に挑んだ後、去年11月に「リュウグウ」を出発し、地球を目指して飛行を続けていました。

文部科学省は「はやぶさ2」が地球に接近して、小惑星の砂などが入ったとみられるカプセルを、オーストラリアの砂漠に落下させる日が、ことし12月6日に決定したと公表しました。

オーストラリア政府とはこの日程で調整が済んでいて、JAXA=宇宙航空研究開発機構は、カプセルを回収するための準備を進めるということです。

また、JAXAは国内の研究者を中心に岩石の破片などを分析するチームの編成を終えていて、カプセルが地球に戻り次第、生命に関係する有機物が存在するかなどの解析を行うことになっています。

さらに「はやぶさ2」はカプセルを地球に落下させた後、さらに別の小惑星に向かって探査を続けることになっていて、JAXAは次の目標となる小惑星の選定を進めています。

萩生田文科相「多くの国民に感動を与えることを期待」

萩生田文部科学大臣は閣議のあとの記者会見で「はやぶさ2のカプセルが無事に回収され、サンプルを分析することによって、太陽系や生命の起源の謎に迫る科学的成果をもたらし、わが国の宇宙探査の技術の深さを内外に示すとともに、多くの国民に感動を与えることを期待している」と述べました。