西村経済再生相「一喜一憂せず 危機感もって対応」新型コロナ

西村経済再生相「一喜一憂せず 危機感もって対応」新型コロナ
東京都内の新型コロナウイルスの新たな感染者が5日ぶりに200人を下回ったことについて、西村経済再生担当大臣は、引き続き警戒感をもって対応すべきだと指摘したうえで、接待を伴う飲食店への対策を強化していく考えを重ねて強調しました。
東京都内の新型コロナウイルスの新たな感染者は119人と、1日に確認された数が5日ぶりに200人を下回りました。

これについて西村経済再生担当大臣は、記者会見で、「一喜一憂することなく、感染者数が一定数出ているので危機感をもって対応していきたい。直ちに緊急事態宣言を出す状況にはないと、きょうも専門家と確認したが、これだけの感染者が出ているので、接待を伴う飲食業の対策を引き続き強化していかなければならない」と述べました。

また、西村大臣は、今月22日から始まる政府の消費喚起策「Go Toキャンペーン」で県をまたぐ移動が増えることが予想されることから、体調が悪い人は外出を控えることや、観光地の食事をとる際、ビュッフェを避けることなどを呼びかけたほか、「3つの密」の回避などといった注意事項を、航空機の機内や新幹線の車内などで放送で周知する方向で調整を進めていることを明らかにしました。