落下の“火球”千葉で発見 「習志野隕石」として登録申請へ

落下の“火球”千葉で発見 「習志野隕石」として登録申請へ
今月2日、広い範囲で目撃された「火球」が燃え尽きずに地表に落下し、隕石(いんせき)として千葉県習志野市で見つかりました。
今月2日午前2時半すぎ、流れ星の中でも特に強く光る「火球」が関東などの広い範囲の上空で目撃されましたが、この火球が燃え尽きずに隕石として地表に落下したものが、千葉県習志野市で見つかりました。

習志野市のマンションの住民が「火球」が目撃された時間帯に「ガーン」という音を聞き、玄関前と庭で1つずつ石を見つけ、近くの博物館に連絡したということです。

分析した国立科学博物館によりますと、石は重さは63グラムと70グラムで、表面が黒く溶けたような所があり、宇宙からきたことを示す放射線が観測されたことから、隕石であることが分かりました。

2つの隕石は、もともとは直径がおよそ6センチほどの1つの塊だったものが2つに割れたとみられ、国立科学博物館は「習志野隕石」として、国際学会に登録を申請するということです。

隕石を分析した国立科学博物館の米田成一理化学グループ長は「火球の映像から地球に落下するまでの軌道が推定され、隕石の元となる小惑星の候補も分かっている世界的にも珍しいケースだ。小惑星を研究するうえで貴重な試料になる」と話しています。