中国 習近平指導部を厳しく批判で拘束の学者が釈放

中国 習近平指導部を厳しく批判で拘束の学者が釈放
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中国で新型コロナウイルスへの対応などをめぐって、習近平指導部を厳しく批判し、公安当局に拘束されていた学者が釈放されました。今回の拘束について学者の友人たちは、政府に批判的な言論活動に圧力をかけるのが目的だとして非難しています。
拘束されていたのは中国の名門大学、清華大学の教授を務めていた許章潤氏です。

許氏はおととし、習近平指導部が国家主席の任期を撤廃したことに反対を表明したほか、ことし2月以降、新型コロナウイルスの対応をめぐって、言論統制によって情報が隠蔽され、感染の拡大を招いたとして、習近平指導部を批判する文書をインターネット上で相次いで発表していました。

関係者によりますと、許氏は今月6日、北京郊外の自宅で公安当局に拘束されたあと、12日、6日ぶりに釈放されたということです。

今回の拘束について、許氏の友人たちは、政府に批判的な言論活動に圧力をかけるのが目的だとして非難しています。