千葉県 31人感染確認 緊急事態宣言解除後最多に 新型コロナ

千葉県 31人感染確認 緊急事態宣言解除後最多に 新型コロナ
千葉県などは、12日、合わせて男女31人が新たに新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。1日に発表された感染者数としては緊急事態宣言が解除されて以降、最多で、このうち浦安市の病院ではクラスター=感染者の集団が発生したとみて県が調査を進めています。
千葉県などによりますと12日、県内で新たに感染が確認されたのは10代から90代以上の男女合わせて31人で全員、軽症か、症状はないということです。

このうち、浦安市の「タムス浦安病院」では看護師3人とすでに転院した人も含む入院患者6人の感染が確認されました。

この病院では、20代の看護師の感染が確認されていて、12日の感染者と合わせると、感染が確認されたのは合わせて10人にのぼり、県は、クラスターと呼ばれる感染者の集団が発生したとみています。

濃厚接触者となる職員と患者84人については、今後、検査を行うとともに病院では、一時的に、新規の入院患者の受け入れや患者との面会も中止しているということです。

また、船橋市によりますと、市内に住む20代の学生の女性が県内の飲食店で8人と会食をしたあとに感染が確認され、同席した数人もすでに体調不良を訴えているということです。

船橋市は、8人が住む地域の保健所に連絡をとり、今後、検査が行われる予定だということです。

12日感染が発表された人で浦安市の病院関係者を除いた22人のうち都内との往来があったのは16人で、勤務したり食事に出かけたりしていたことが分かっています。

これで千葉県内で感染が確認された人は、合わせて1112人となりました。