世界最大級の米ディズニーテーマパーク 約4か月ぶりに営業再開

世界最大級の米ディズニーテーマパーク 約4か月ぶりに営業再開
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新型コロナウイルスの影響で休園していた、アメリカにある世界最大級のウォルト・ディズニーのテーマパークが、およそ4か月ぶりに営業を再開しましたが、感染拡大が続く中、市民や従業員からは懸念の声もあがっています。
アメリカ南部フロリダ州にある「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」は、新型コロナウイルスの影響で、ことし3月から休園していましたが、11日、敷地内にある4か所のテーマパークのうち2か所がおよそ4か月ぶりに営業を再開しました。

再開初日には、家族連れなどが次々と訪れ、従業員たちが拍手で迎えました。

感染防止のため、入園は予約制で人数が制限されているほか、マスクの着用や体温の測定なども義務づけられています。

また、多くの人が集まるパレードや花火などのイベントは中止され、キャラクターたちも乗り物に乗って園内を回るなどして、入園者との間に一定の距離をとりながら交流するということです。

アメリカでは、新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからず、フロリダ州で確認された感染者は11日までに25万人を超えていて、市民や従業員からは再開の延期を求める声も出ていました。

世界各地のディズニーのテーマパークはことし5月以降、上海や香港、日本で相次いで営業を再開していますが、アメリカのカリフォルニア州にあるテーマパークは今月17日に予定していた再開を延期しています。