東京 新宿 保育所職員と障害者施設利用者が感染 新型コロナ

東京 新宿 保育所職員と障害者施設利用者が感染 新型コロナ
東京 新宿区は、区内の認可保育所の職員と障害者福祉施設に通う利用者の合わせて2人が、新型コロナウイルスに感染したと発表しました。
区によりますと、今月8日、区内の認可保育所の20代の女性職員が発熱し、PCR検査を受けたところ10日、新型コロナウイルスへの感染が確認されたということです。

この保育所は園児がおよそ70人、職員がおよそ20人で、今のところほかに発熱やせきなどの症状は確認されていないということです。

また、区内の障害者福祉施設に通う30代の利用者の男性は、同居する家族が新型コロナウイルスに感染したことから、今月8日に検査を受けたところ10日、感染が確認されたということです。

この施設は通所の利用者がおよそ50人、職員がおよそ20人で、障害の特性からマスクを着けるのが難しい利用者もいるということです。今のところ、ほかに発熱やせきなどの症状のある人は確認されていないということです。

保育所と障害者福祉施設は、それぞれ11日から利用を休止し、すべての職員や園児、利用者のPCR検査を進めるとともに、施設の消毒を行い、態勢が整い次第再開する方針です。