新型コロナ接触確認アプリ 再び不具合 11日から一部機能停止

新型コロナ接触確認アプリ 再び不具合 11日から一部機能停止
新型コロナウイルスに感染した人と濃厚接触した疑いがある場合に通知を受けられる「接触確認アプリ」に不具合が見つかり、11日から一部の機能が停止されることになりました。不具合が見つかるのはこれで2回目です。
「接触確認アプリ」は、スマートフォンにダウンロードすると、同じくアプリが入っているスマートフォンが15分以上、1メートル以内に近づいた場合に相手のデータを記録します。

感染が確認された人が保健所から発行される処理番号をアプリに入力すると、接触した相手に通知する仕組みですが、厚生労働省によりますと、入力しても登録ができない不具合が見つかったということです。

厚生労働省は、不具合が修正されるまで11日以降、処理番号の発行を見合わせることを決め、この間、感染が確認された人に関する接触の通知は行われないことになりました。

厚生労働省は不具合を修正したうえで、来週中をめどにできるだけ早く処理番号の発行を再開したいとしています。

「接触確認アプリ」は、先月19日に運用が始まりましたが、不具合が見つかるのはこれで2回目です。