小池都知事 「さらなる警戒が必要」記者会見(随時更新)

小池都知事 「さらなる警戒が必要」記者会見(随時更新)
k10012508141_202007101427_202007101427.mp4
東京都の小池知事は10日行われている記者会見で、「きのうの都内新規陽性者数は224人となり、これまでで最多の人数となった。都民の皆様は大変ご心配をされているかと思う。これは、1日当たり3000件を超える検査が実施されていること、陽性者が出た接待を伴う飲食店の事業者の協力をして、従業員が集団で検査を受けるケースがあることなどが理由として挙げられるが、更なる警戒が必要であると思う」と述べました。
また、「新しいモニタリング項目の2つの柱について、専門家の方々から、感染状況は『感染が拡大しつつあると思われる』、医療提供体制は1段階厳しくなり『体制強化が必要と思われる』との分析結果をいただいた。こうした状況を踏まえ、都民、事業者の皆様には感染拡大防止の基本に立ち戻っていただき、手洗いの徹底、マスクの着用や『3つの密』を避けた行動、都や業界団体が策定した指針の実践など、『新しい日常』の徹底について、改めてご協力をお願いする」と述べました。
都の予算について「都として第6次の総額3,132億円の補正予算を編成したところだ。今後、議会でご審議いただくこととなるが、成立後は盛り込んだ施策を速やかに実施していくことで、都民の命を守り、東京の経済を早期に回復させていきたい」と述べました。
周辺自治体との関係について、「この後、埼玉県、千葉県、神奈川県の知事とテレビ会議を実施する。1都3県は日々多くの人々が往来しておりこの間も連携して対応を進めてきた。感染者数の増加を受け、現状について意見交換するとともに、『新しい日常』への協力を広く呼びかけていきたい。さらに、今日夜には、新宿区長、豊島区長とともに西村経済再生担当大臣と面会しいわゆる夜の街対策などについて意見交換を行う予定である。引き続き、国、区市町村などと連携して対策を進めていく」と述べました。
飲食店などに対しては、「接待を伴う飲食店などで新型コロナウイルスの感染者が発生していることを踏まえ、店舗の従業員と利用客の方々を対象とした相談・情報提供サービスを開始する」と述べました。