新型コロナ 予防接種の基本方針 来月中にも策定へ

新型コロナ 予防接種の基本方針 来月中にも策定へ
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新型コロナウイルスのワクチンが開発されたあと速やかに対応するため、政府は予防接種の対象者や優先順位などを定めた基本方針を来月中にも策定する方向で調整しています。
新型コロナウイルスのワクチンをめぐって、政府は国内での開発を支援するとともに、海外で開発された場合に、できるだけ多く確保できるよう関係国と協議を進めています。

ワクチンの開発後、速やかに対応するため、政府は予防接種の対象者や優先順位などを定めた基本方針を来月中にも策定する方向で調整しています。

関係者によりますと、予防接種は感染リスクの高い医療従事者や重症化しやすい高齢者などを優先する案が検討されているということです。

また、費用は全額公費で負担する方向で調整が進められているということで、政府は来週から、「新型コロナウイルス感染症対策分科会」で検討を本格化させることにしています。

そして、基本方針の策定後、各市町村で必要な準備を進め、年明けにも予防接種が始められる態勢を整備したい考えです。