東京都 隣県知事や新宿・豊島区長と協議へ 新型コロナ

東京都 隣県知事や新宿・豊島区長と協議へ 新型コロナ
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東京都内で9日、これまでで最も多い224人の感染が確認されるなど東京と周辺の3県で新型コロナウイルスの新たな感染が相次ぐ中、都は10日、3県の知事や夜の繁華街がある都内の区長らと対策を協議し、予防策をさらに徹底して感染拡大を食い止めたい考えです。
9日、都内ではこれまでで最も多い新たに224人の感染が確認されたほか、神奈川県で25人、千葉県と埼玉県で22人と隣接する1都3県で新たな感染の確認が相次いでいます。

これを受けて、1都3県の知事は10日テレビ会議を行い、県境を越えた行き来が多いエリアで一体的な対策を講じるために意見交換を行います。

一方、夜の繁華街で働く人や客として訪れた人から家族に感染するケースが連日、確認されていて、都は実効性のある対策を早期に講じなければ、感染の拡大を止めることが難しくなるという危機感を持っています。

このため、小池知事は10日、西村経済再生担当大臣や感染症の専門家、それに夜の繁華街がある新宿・豊島の両区長も交えて接待を伴う飲食店への対策を協議することにしていて、予防策をさらに徹底して感染拡大を食い止めたい考えです。