首相「医療提供体制はひっ迫した状況ではない」新型コロナ

首相「医療提供体制はひっ迫した状況ではない」新型コロナ
東京都内で新たに224人の新型コロナウイルスの感染が確認されたことについて、安倍総理大臣は9日夜、総理大臣官邸を出る際、記者団に対し、「ことし4月と比べれば、重症者は大きく減っており、感染者の多くは20代、30代で、医療提供体制はひっ迫した状況ではない。高い緊張感を持って感染状況を注視している」と述べました。
そのうえで、「会食の場などによる集団感染も確認されており、3つの密を避けるなど、若い皆さんも含めて感染リスクを避ける行動を徹底していただくようお願いしたい。政府としては自治体としっかりと連携しながら、検査体制の拡充、保健所の体制強化などクラスター対策を一層強化していく」と述べました。

そして、「このあと西村経済再生担当大臣と東京都の小池知事が会談するが、そこで具体的な対応を検討してもらう。そのうえで、政府としてしっかり速やかに対応し、実行に移していきたい」と述べました。