社会

青森 新たに1人感染確認 5月7日以来 県内28人に

青森市は9日夜、市内に住む60代の男性1人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。青森県内での感染確認はことし5月7日以来で、合わせて28人となりました。
青森市によりますと、新型コロナウイルスの感染が新たに確認されたのは、市内に住む60代の自営業の男性1人です。

男性は今月3日から5日にかけて関東地方に滞在したあと、8日微熱があり、9日になってのどに違和感が出たことから市内の医療機関で検査を受けたところ、陽性反応が出たということです。

男性は10日、市内の感染症指定医療機関に入院する予定で、市は感染経路の特定を急ぐとともに濃厚接触者の確認などを進めることにしています。

会見した青森市の小野寺市長は東京都内で9日、一日の数としてはこれまでで最も多い224人の感染者が確認されたことなどから、関東地方への移動については慎重に判断するよう市民に呼びかけました。

そのうえで、「市としては再度の感染拡大の可能性に備えて医療・検査体制の充実に万全を尽くしている。市民には冷静な行動を取るとともに、引き続き感染予防対策を徹底してほしい」と述べました。

青森県内での感染確認はことし5月7日以来で、合わせて28人となりました。

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