西~東日本 日曜ごろまで大雨続くおそれ 停滞する前線の影響で

西~東日本 日曜ごろまで大雨続くおそれ 停滞する前線の影響で
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停滞する前線の影響で九州北部や東海などに発達した雨雲がかかり激しい雨が降っています。記録的な豪雨となっている西日本と東日本では、今後の雨で短時間のうちに状況が悪化するおそれがあります。土砂災害や川の氾濫に厳重に警戒し、明るいうちに安全を確保するようにしてください。
気象庁によりますと、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んで大気の状態が不安定になり、この時間は、九州北部や東海などに発達した雨雲がかかっています。

午後4時までの1時間に、
▽長崎県松浦市で33.5ミリ、
▽愛知県田原市で33ミリの激しい雨が降りました。

この雨で、長崎県では「氾濫危険水位」を超えている川があります。

また、各地で土砂災害の危険性が非常に高い状態が続き、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、奈良県、静岡県、長野県では「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。

災害の危険性 非常に高い状態が続く

前線は、今後も停滞する見込みで、10日にかけて西日本と東日本の広い範囲で雷を伴って激しい雨が降り、局地的には、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。

10日昼までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで、
▽九州北部で250ミリ、
▽九州南部と四国で200ミリ、
▽近畿と関東甲信で150ミリ、
▽東海で120ミリ、
▽中国地方と北陸で100ミリ、
▽東北で60ミリと予想されています。

また、11日昼までの48時間には、
▽九州北部と四国で300ミリから400ミリ、
▽九州南部で250ミリから350ミリ、
▽近畿と東海、北陸で200ミリから300ミリ、
▽中国地方と関東甲信で150ミリから250ミリ、
▽東北で100ミリから150ミリの雨が降る見込みです。

前線が停滞するため、西日本と東日本では、少なくとも12日の日曜日ごろまで大雨が続くおそれがあります。
気象庁は、土砂災害や低い土地の浸水、川の氾濫に厳重に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風にも十分注意するよう呼びかけています。

今回の一連の豪雨災害について、気象庁は9日午後、「令和2年7月豪雨」と名付けました。

豪雨に襲われた九州や岐阜県、長野県などでは、地盤が緩み、川の堤防が傷んだ場所があるなど災害の危険性が非常に高い状態が続いています。

今回は、短時間のうちに状況が急激に悪化するケースが相次いでいます。

ハザードマップで住んでいる地域の危険性をあらかじめ把握したうえで、雨の降り方や自治体が発表する避難の情報に注意し、早めの避難を心がけ、明るい、今のうちに安全を確保するようにしてください。