愛知 豊橋 住宅の屋根飛ばされるなどの被害 気象台が調査

愛知 豊橋 住宅の屋根飛ばされるなどの被害 気象台が調査
8日朝、愛知県豊橋市で住宅など、およそ10棟の屋根が飛ばされるなどの被害が相次ぎました。名古屋地方気象台は、竜巻が発生した可能性もあるとみて、被害状況を把握するため、8日午後、現地調査を行いました。
8日午前7時から7時半ごろにかけて、豊橋市内の若松町や、東大清水町などで、住宅などの屋根が突風で飛ばされるといった被害の通報が豊橋市に相次いで寄せられました。
これを受けて名古屋地方気象台は、竜巻が発生した可能性もあるとみて、担当者を派遣して、8日午後、豊橋市とともに現地調査を行いました。

担当者は、住宅の屋根瓦が飛ばされたり、トウモロコシ畑がなぎ倒されたりする被害を確認し、住民から当時の状況を聞き取っていました。

豊橋市によりますと、被害が出た建物は、住宅や工場など少なくともおよそ10棟に上っているということです。

当時、豊橋市を含む愛知県の東三河南部には竜巻注意情報が出されていて、気象台では現地調査などをもとに、竜巻が発生したか詳しく調べることにしています。

名古屋地方気象台の五味孝夫防災管理官は、「大気の不安定な状況が続いているので、引き続き注意してほしい」と話していました。

岐阜 八百津町でも突風か

岐阜県八百津町では8日午前、住宅などの屋根が飛ぶなどの被害が相次ぎ、気象台が、突風が発生した可能性もあるとみて原因を詳しく調べています。

8日午前7時ごろ、八百津町の住民から「トタンが飛ばされた」とか「瓦が飛ばされた」などという通報が町などに相次ぎました。

町によりますと、町内の八百津地区と野上地区の住宅の瓦が飛ばされたり、ガラスが割れたりするなどの被害が合わせて43件確認されました。

こうした被害は直線距離でおよそ3キロの範囲に集中していますが、被害が何棟の建物に及んでいるのかは、まだ確認できていないということです。

また、これまでに、けが人の情報は入っていません。

気象台は突風が発生した可能性もあるとみて、現地に4人を派遣して被害の状況を確認するなどして、当時の詳しい状況を調べています。

気象台では、八百津町を含む岐阜県美濃地方に、午前5時45分、竜巻注意情報を発表していました。

三重 桑名 住宅など5棟に被害

三重県桑名市で8日朝、突風が発生し、住宅の屋根瓦が飛ぶなど合わせて5棟で被害があり、気象台が詳しい状況を調べています。

桑名市によりますと「けさ6時半前に屋根瓦が飛んだり、トタン屋根が剥がれたりした」といった情報が市内の長島町の住民から寄せられたということです。

市が調べたところ、住宅3棟で屋根瓦が飛ぶなどしたほか、物置が水路に落ちるなど、合わせて5棟で被害がありました。けがをした人はいなかったということです。

被害を受けて、津地方気象台では職員4人を現地に派遣し、午後2時ごろから被害状況の調査を行いました。

調査で、気象台の職員は被害があった時間や状況について住民から詳しく聞き取ったり、被害があった住宅や物置を写真に撮ったりしていました。

気象台によりますと、梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、桑名市付近は大気の状態が非常に不安定になっていたということです。

気象台では8日朝、桑名市長島町付近で発生した突風について、竜巻の可能性も含め、さらに詳しく状況を調べています。

津地方気象台の吉村香防災管理官は「今回行った調査を参考に、どういった現象が起きたのか詳しく分析したい」と話していました。