新型コロナで密集防ぐ 避難所確保へ都がホテル旅館団体と協定

新型コロナで密集防ぐ 避難所確保へ都がホテル旅館団体と協定
東京都は災害時に避難所に人が密集して新型コロナウイルスの感染が拡大するのを防ぐため、ホテルや旅館の団体と協定を結び避難先として客室の提供を受けることになりました。
東京都は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、災害時に避難所に人が密集しないよう、小中学校の体育館に加えてより多くの避難先を確保するよう区市町村に求めています。

本格的な大雨のシーズンに入り、都は区市町村の取り組みを支援しようと、都内のホテルや旅館の3つの団体と協定を結びました。

具体的には災害時に避難所が不足し、区市町村から要請を受けるなどした場合、都が3つの団体から客室の提供を受けることができます。

都によりますと、3つの団体には合わせておよそ1000の施設が加盟しているということで、都の担当者は「協定を活用してそれぞれの自治体で避難先の確保を進めてもらいたい」としています。