自転車部品メーカー シマノ元社長 島野喜三氏死去 85歳

自転車部品メーカー シマノ元社長 島野喜三氏死去 85歳
世界的な自転車部品メーカーとして知られ大阪 堺市に本社がある「シマノ」の社長や会長を務めた島野喜三氏が、今月3日に亡くなりました。85歳でした。
1934年生まれの島野氏は、父親が経営するシマノの前身の会社に1958年に入社しました。

1965年には、シマノの初めての海外拠点となるアメリカの販売会社の社長に就任。

全米各地を回り、駐在期間は27年に及びました。

こうした中、1980年代から流行したMTB=マウンテンバイク用の部品開発をいち早く手がけ、売り上げを伸ばし世界的なブランドを確立しました。

その後、シマノが製造する自転車のホイールやギア、ブレーキなどの部品はスポーツ自転車を中心に国内外で高いシェアを誇り、フランスで開催される自転車の大会「ツール・ド・フランス」でも多くのチームが使うようになりました。

1995年に社長に就任すると、英語を社内の公用語に定めて事業のさらなるグローバル化を推し進めてきました。

シマノは自転車部品の技術を活用して、釣り具の分野でも世界に進出し、現在、全体の売上高の9割は海外向けが占めています。

2001年から10年にわたって自転車協会の理事長も務めて、業界の発展に尽力しました。

島野氏は、今月3日に慢性心不全のため亡くなりました。
85歳でした。