気象庁「少しでも命が助かる可能性の高い行動を」大雨特別警報

気象庁「少しでも命が助かる可能性の高い行動を」大雨特別警報
k10012499681_202007061746_202007061749.mp4
福岡県と佐賀県と長崎県に大雨の特別警報を発表したことについて、気象庁の中本能久予報課長は、午後5時半から記者会見を開き、「特別警報を発表した市町村ではこれまでに経験したことのないような大雨となっている。土砂崩れや浸水による何らかの災害がすでに発生している可能性が極めて高く、命を守るために最善を尽くさなければならない状況だ」と述べました。
そのうえで、「指定された避難場所へ向かうことにこだわらず、川や崖から少しでも離れた頑丈な建物の上の階などに避難する判断をしてほしい。それすら危険な場合には崖と反対側の2階以上の部屋に移動するなど少しでも命が助かる可能性の高い行動をとることが重要だ。ふだん災害が起きないと思われているような場所でも最大級の警戒が必要だ」と述べました。

また、夜間に状況が悪化するおそれがあると指摘したうえで、「移動の際に危険を伴う場合もあり、まわりの状況をよく確認して最善の行動をとってほしい」と述べました。

中本予報課長は、前線は7日にかけても九州付近に停滞すると説明し、「積乱雲がどんどん発生しては流れ込み、ピークがどこなのか終わりが見えない状況だ。雨の降り方によってはほかの市町村にも特別警報を発表したり、熊本県と大分県でも特別警報を発表したりする可能性がある。特別警報が出されてからの避難は手遅れとなる。発表を待つことなく地元市町村の避難勧告などに直ちに従い、身の安全を確保してほしい」と呼びかけました。

さらに、熊本の被災地や、猛烈な雨が降った九州南部でも再び大雨となるおそれもあるとして、「まわりの状況を確認して安全に避難できるよう心がけてほしい」と警戒を緩めることがないよう呼びかけました。