九州豪雨 熊本中心に57人死亡 2人心肺停止 12人不明 捜索続く

九州豪雨 熊本中心に57人死亡 2人心肺停止 12人不明 捜索続く
今回の記録的な大雨では、これまでに熊本県を中心に57人が死亡し、2人が心肺停止、12人が行方不明となっています。まだ被害が把握できていないところもあり、警察や消防、自衛隊などが引き続き捜索して確認を進めています。
熊本県では7日朝、新たに山鹿市で車が水没し中から80代の夫婦とみられる2人が助け出されましたが、まもなく死亡しました。

また、これまでに球磨村の渡地区で特別養護老人ホーム「千寿園」があふれた川の水につかり、14人が死亡しました。

球磨村ではほかに3人が亡くなり、村内の死者は17人となっています。

このほか人吉市で18人、芦北町で10人、八代市で4人、津奈木町で1人が死亡し、さらに豪雨で流されたとみられる2人が海で見つかりました。熊本県内で死亡した人は合わせて54人となっています。

また、球磨村と八代市の合わせて2人が心肺停止となっています。

行方不明になっているのは球磨村で6人、津奈木町で2人、八代市で1人、芦北町で1人の合わせて10人です。
このほか、九州では福岡県大牟田市で水につかった住宅の中で高齢の女性が見つかり、その後、死亡が確認されたほか、新たに84歳の男性の死亡が確認されたということです。

また、鹿児島県南さつま市で新聞配達をしていた60代の男性が行方不明になっているほか、大分県日田市天瀬町の玖珠川沿いにある住宅に大量の水が入り込み、この家に住む70代の女性が流されたまま行方がわからなくなっています。
九州以外では、静岡県川根本町で6日、停電の復旧作業にあたっていた作業員が、大雨の影響で倒れた木の撤去中木に当たって死亡しました。

今回の記録的な大雨では、まだ被害が把握できていないところもあり、警察や消防、自衛隊などが引き続き捜索して確認を進めています。

行方不明の7人の名前を明らかに

熊本県は、行方が分からなくなっている人のうち、7人について名前などを明らかにしています。行方不明になっているのは、いずれも球磨村一勝地の
▽愛甲泰治さん(81)
▽愛甲和子さん(78)
▽愛甲誓史さん(52)
▽川口豊美さん(73)
▽牛嶋滿子さん(78)

津奈木町福浜の
▽丸橋ミチ子さん(83)
▽丸橋貴孝さん(58)です。

国連事務総長「犠牲者の遺族と日本の人々に哀悼の意」

国連のグテーレス事務総長は、熊本県で豪雨による川の氾濫や土砂崩れが相次ぎ、多くの死者が出ていることについて、6日、「深く悲しんでいる」とする声明を出しました。
そのうえで「犠牲者の遺族と日本の人々に心から哀悼の意を示す」としています。