神奈川県 新たに21人感染確認 10歳未満の児童も 新型コロナ

神奈川県 新たに21人感染確認 10歳未満の児童も 新型コロナ
神奈川県内では5日、男女合わせて21人の感染が発表されました。
横浜市によりますと、市内に住む10歳未満の女の子や県立の特別支援学校に勤める20代の女性教員など、男女9人の感染が新たに確認されました。

女の子は市立の学校に通っていて、市は6日学校を臨時休校にすることにしています。

また、県によりますと20代の特別支援学校の女性教員は、担任を持っていないため児童生徒に濃厚接触者はおらず、6日学校を臨時休校にして消毒作業を行うということです。

一方、横浜市の9人のうち4人については感染経路がわかっていないということです。

また、川崎市によりますと、市内に住む10代から80代の看護師や福祉施設に勤務する運転手など男女10人の感染が新たに確認されました。

このうち4人は、これまでに9人の感染が確認され院内でクラスターが発生している川崎区の『川崎協同病院』の関係者の家族や知人だということです。

残る6人のうち30代のプログラマーの男性は陽性患者との接触があったということですが、ほかの5人は感染経路がわかっていないということで、市は感染経路を調べています。

さらに、川崎市は5日夜、幸区の市立小学校に通う10歳未満の男子児童が感染したと発表しました。

男子児童は感染した人と接触があったということですが、そこで感染したのかについてはわからないとしています。

市はこの児童が通う小学校を消毒作業が終わるまで休校にするということです。

神奈川県では藤沢市も1人の感染を発表していて、5日明らかになった感染者は21人となりました。

NHKのまとめによりますと神奈川県内で発表された感染者はこれで1584人で、このうち96人が死亡しています。