筒香嘉智 キャンプ再開に「喜びを強く感じた」大リーグ レイズ

筒香嘉智 キャンプ再開に「喜びを強く感じた」大リーグ レイズ
今月下旬に開幕することが決まった大リーグは新型コロナウイルスの影響で中断されていたキャンプが3日、多くの球団で再開され、レイズの筒香嘉智選手は「フィールドのなかで練習ができて喜びを強く感じた」と心境を話しました。
新型コロナウイルスの感染拡大により、大リーグは当初、予定されていた3月からおよそ4か月遅れて今月23日か24日に開幕することが決まり、これに伴って、中断されていた多くの球団のキャンプも3日から再開されました。

今シーズンから筒香選手がプレーするレイズは、本拠地のフロリダ州セントピーターズバーグの球場でキャンプを再開させ、選手たちはマスクを着用したり、手を洗ったりするなど感染対策を行って練習に参加しました。

3月下旬にいったん日本に戻り、自主トレーニングを行って備えてきた筒香選手は、キャンプ再開に合わせて再び渡米し、初日からフリーバッティングを行って、鋭い当たりを見せていました。

筒香選手がレイズの球場で練習するのはこれが初めてで、開幕の決定を日本で待ちながら練習を続けたことについて、「いつ始まるかわからない中で、難しさはあったが、この舞台でいいプレーをするために、何が必要かを考えて過ごしてきた。開幕が決まったときは、うれしい気持ちで一杯だった」と振り返りました。

そのうえで「フィールドのなかで練習ができて喜びを強く感じた。このすばらしい球場で練習ができたことを喜んでいます」と話しました。

一方でフロリダ州をはじめ、アメリカで感染者が急激に増えているなかで、開幕に向かうことについては「感染するリスクはもちろんあるが、自分ができる対策をしながら、プレーに集中するように心がけている」と話していました。