埼玉県 感染症対策課を新設 コロナ「第2波」への備え

埼玉県 感染症対策課を新設 コロナ「第2波」への備え
埼玉県は新型コロナウイルスの「第2波」に備えるため、集団感染への対策や軽症者向けの療養施設の確保などにあたる「感染症対策課」を新たに設置し、体制を強化することになりました。
埼玉県の保健医療部に新たに設置されるのは「感染症対策課」です。

県によりますと設置は今月6日付けで、これまで感染症への対応にあたっていた12人のチームを単独の部署に格上げし、職員の数はこれまでのおよそ2倍の22人に増えるということです。

そして、職員を4つの担当に分け、県内の病院や福祉施設で発生した感染者集団=クラスターの対応にあたる「COVMAT」と呼ばれる医師などによる専門チームの運営のほか、症状の軽い人や無症状の人が療養するホテルの確保、それに防護服などの物資の調達にもあたる予定です。

大野知事は「長期化の可能性が否定できず、第2波が起こりえる中、万全の体制で感染症対策の備えを行っていく」と述べました。