アクリル板外し漫才 本来の舞台に近い形で公演 大阪

アクリル板外し漫才 本来の舞台に近い形で公演 大阪
大阪のお笑いの発信地、吉本興業の「なんばグランド花月」では、新型コロナウイルス対策として導入した漫才コンビを隔てるアクリル板を3日から外し、本来の舞台に近い形での公演が始まりました。
大阪 ミナミにあるお笑いの劇場、「なんばグランド花月」では、新型ウイルスの感染防止対策として漫才コンビの間に透明のアクリル板を設置し、先月19日から営業を再開していました。

3日からは、さらに本来の舞台の姿に近づけようと、舞台上のアクリル板を外しての公演が始まりました。

また、これまで通常の2割以下に制限していた客席を3日からはほぼ半分の404席まで増やしました。

午前11時に始まった公演では、トップバッターのコンビ「祇園」が「きょうからアクリル板をなくしてお客さんも50%、入れるんですね。この感じ、久しぶりですね」とあいさつしてから漫才を披露すると、客席からは大きな拍手が起きていました。

吉本興業によりますと、声が大きい漫才など、芸風によってはコンビの間にアクリル板を設置したり、フェースガードを使ったりするなど、柔軟に対応するということです。