加藤厚労相「医療提供体制 ひっ迫していない」新型コロナ

加藤厚労相「医療提供体制 ひっ迫していない」新型コロナ
新型コロナウイルスの新たな感染者が、東京都で100人を超えたことについて、加藤厚生労働大臣は、医療提供体制はひっ迫していないとしたうえで、引き続き状況を注視していく考えを示しました。
新型コロナウイルスの新たな感染者は2日、東京都で107人と、およそ2か月ぶりに100人を超えました。

これについて、加藤厚生労働大臣は閣議の後の記者会見で、「20代と30代が7割を占め、感染経路はホストクラブ関連が4割だった。以前のピーク時は年配の方が多かったが、状況が違っている。医療提供体制はひっ迫していない」と述べました。

そのうえで今後の対応について、「感染拡大の状況を注視しながら、同時に社会経済活動の回復との両立に取り組んでいかなければならない。検査や医療提供体制、保健所の体制の実態がどうなっているか、専門家の分析も聞きながら、対応に万全を期したい」と述べました。

一方、再び緊急事態宣言を出すかどうかについては「専門家の意見も踏まえて総合的に判断する」と述べました。