南アフリカで感染者急増 WHOが警戒呼びかけ 新型コロナ

南アフリカで感染者急増 WHOが警戒呼びかけ 新型コロナ
WHO=世界保健機関のアフリカ地域事務局は、アフリカで新型コロナウイルスが広がり続けるなか、特に南アフリカでの感染者が急増しているとして警戒を呼びかけました。
WHOのアフリカ地域事務局のモエティ事務局長は2日の記者会見で、アフリカ大陸全体でのウイルスの感染者が41万人を超え、亡くなった人が1万人を超えたことを明らかにしました。

そのうえで、「国によって違いはあり、ガーナやナイジェリアでも増加が続いているが、最も深刻なのが南アフリカだ」と指摘しました。

モエティ事務局長によりますと管轄するサハラ砂漠以南を中心とした47か国のうち、南アフリカがこれまでの感染者のおよそ3分の2を占めているほか、最近は新規の感染者のおよそ半数を占め急増しているということです。

南アフリカでは3月下旬以降、国境を事実上封鎖したうえで外出制限を続けていますが、景気が悪化し、貧困層の暮らしが困窮する中、レストランの店内飲食やカジノの営業再開を認めるなど制限の緩和を進めています。

それと共に、感染者が増えていて、最近は、連日6000人以上確認され、政府は今月から来月にかけてピークが来ると予測しています。

モエティ事務局長は「制限が緩和され、より多くの人が移動する中、保健分野を強化する必要がある」と述べ、警戒を呼びかけました。