高速道路 ETC専用化を検討 国交省 新型コロナ感染対策強化へ

高速道路 ETC専用化を検討 国交省 新型コロナ感染対策強化へ
国土交通省は、全国の高速道路について、将来的に、現金などで支払う有人の料金所をなくしてすべてETC専用にすることを目指し、検討を進めることになりました。新型コロナウイルスの感染対策を強化するねらいがあります。
国土交通省によりますと国内のETCの利用率は93%に上りますが、将来的に全国の高速道路で現金などで支払う有人の料金所をなくし、ETC専用とすることを目指すとしています。

人と人が接触する機会を減らすことで新型コロナウイルスの感染対策を強化するねらいがあります。

ただ、すべての料金所をETC専用とするにはドライバーが車載器を購入するための費用負担の問題やETCを搭載していない車が高速道路に入った場合、後から料金をどのように徴収するのかといった課題があります。

国土交通省は、こうした課題を整理したうえで、ETC専用化の目標時期や具体的な手順などを盛り込んだロードマップを策定することにしています。