鳥取 1人の感染確認 4月18日以来 新型コロナウイルス

鳥取 1人の感染確認 4月18日以来 新型コロナウイルス
鳥取市の30代の男性保育士が新型コロナウイルスに感染したことが新たに確認されました。男性は先月19日から21日まで東京を訪れるなどしていたということで、県と市が感染経路などを詳しく調べています。
感染が確認されたのは、障害のある子どもが通う鳥取市立若草学園に勤める30代の保育士の男性です。

県と鳥取市によりますと男性は、先月30日から1日にかけて頭痛や鼻水に加えて発熱の症状が出て、2日も熱が下がらないことからPCR検査を受けた結果、感染が確認されました。男性は、鳥取市内の病院に入院していますが症状は軽いということです。

県内で、感染が確認されたのは、ことし4月18日以来で4人目です。

この男性は先月19日から21日まで東京都を、先月27日には広島県を訪れ、翌28日には鳥取市内で開かれた親子を対象にした読み聞かせイベントで講師を務めていました。

鳥取市は男性が勤める保育施設を3日から2週間休園とすることにしています。

鳥取市の深澤市長は「市の職員には、感染防止に向けて注意喚起を行ってきたが、感染者が出たことは重く受け止めている」と述べました。

県と鳥取市は、感染経路や濃厚接触者について詳しく調べています。