千葉県 新たに11人感染確認 10人以上は2か月以上ぶり コロナ

千葉県 新たに11人感染確認 10人以上は2か月以上ぶり コロナ
千葉県は、20代から90代以上の男女11人が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されたと発表しました。感染者の発表が10人以上となるのは4月24日以来です。
千葉県によりますと、新たに感染が確認されたのは、20代から90代以上の、市川市、松戸市、浦安市、野田市、佐倉市、市原市に住む男女11人です。

市川市の40代と浦安市の20代の会社員の男性2人は、先月20日の午後、都内の飲食店でスポーツを観戦していたということです。
この場にはおよそ20人ほどがいましたが、このうち千葉県内に住む5人の感染がすでに確認されていました。

市川市の30代の介護士の男性と松戸市の90代以上の女性は、すでに感染が確認されている別の介護士が働く県内の高齢者施設の職員と入所者で、この施設の関係者の感染者は3人となりました。

2日発表された11人はいずれも軽症で、10人は感染経路がわかっているとして、千葉県は県独自の「警報」はすぐには出さない方針です。

久保秀一健康危機対策監は「感染者が2桁になったことは重く受け止めている。若い人は行動範囲が広く、感染拡大の可能性が大きいので、人混みを避けるなど注意してほしい」と話しています。

千葉県の感染者の発表が10人以上となるのは緊急事態宣言の期間中の4月24日以来で、感染が確認された人は974人になりました。