英 GDP下方修正 約40年ぶりの落ち込み 新型コロナの影響

英 GDP下方修正 約40年ぶりの落ち込み 新型コロナの影響
イギリスのことし1月から3月のGDP=国内総生産は、改定値で伸び率がマイナス2.2%に下方修正され、およそ40年ぶりの落ち込みとなりました。
イギリスの統計局は30日、ことし1月から3月のGDPについて改定値を発表しました。

それによりますと、前の3か月に比べた伸び率は実質でマイナス2.2%となり、ことし5月の速報値のマイナス2%から0.2ポイント下方修正されました。

これは新型コロナウイルスの感染拡大の影響で個人消費が速報値の時点よりも悪化していたことがわかったためで、3か月の伸び率としては1979年の第3四半期以来、およそ40年ぶりの落ち込みとなりました。

こうした中、イギリス政府は30日、道路や病院、学校の建設といったインフラ整備に50億ポンド、日本円にしておよそ6600億円規模を投じる計画を発表し、記者会見でジョンソン首相は、「イギリスが危機的な状況にとらわれたままであってはならない」と述べて、経済の立て直しや雇用の確保をはかると訴えました。

ただ、IMF=国際通貨基金はイギリスのことし1年のGDPがマイナス10.2%になると予測していて、経済の低迷が長引くことが懸念されています。