スポーツ

Jリーグ審判員 PCR検査受けずに試合 新型コロナ

先週、再開したサッカーJリーグの公式戦で、すべての審判員が新型コロナウイルスのPCR検査を受けずに試合に臨んでいたことがわかりました。
Jリーグは公式戦の再開に向けて感染防止策などをまとめたガイドラインをつくり、選手やチームスタッフに加え審判員も12月のシーズン終了まで2週間に1回行うPCR検査の対象としています。

最初の検査結果は、先月24日に発表され、3070件すべてが陰性でしたが審判員は1人も検査を受けず、先月27日と28日に行われたJ2とJ3の合わせて20試合に臨んでいたことがわかりました。

Jリーグによりますと審判員の多くがほかにも仕事を持っているため一斉に検体を採取する準備が間に合わなかったということです。

再開するJ1を含め、次に試合が行われる今月4日に各会場で試合後に検体を採取する予定ですが、この日の試合も、再び、検査を受けていない状態で臨むことになるということです。

Jリーグは「審判員も選手と同じように体調管理をして試合に臨んでいる。専門家からは濃厚接触にはあたらないと助言を受けている」とコメントしています。

ガイドラインでは、選手やチームスタッフについては検査で「陰性」と判定されることが試合登録の条件となっていますが審判については明記されていません。

特集

データを読み込み中...
データの読み込みに失敗しました。