マスク転売容疑で逮捕の会社社長 不起訴処分 岡山地検

マスク転売容疑で逮捕の会社社長 不起訴処分 岡山地検
輸入業者から仕入れたマスク1万6000枚を転売したとして、ことし3月に施行された、マスクの転売を禁止する法律に違反した疑いで全国で初めて逮捕された会社社長について、岡山地方検察庁は30日、不起訴処分にしました。理由は明らかにしていません。
不起訴になったのは、高松市で清掃会社を経営する藤井淳希社長(34)です。

ことし4月、岡山県内の輸入業者から中国製とみられるマスク7万枚を会社名義で仕入れ、このうち1万6000枚を岡山県と香川県の2人の自営業者に、1枚当たり5円程度上乗せして転売したとして、ことし3月に施行された、マスクの転売を禁止する法律に違反した疑いで逮捕されていました。

この社長について、岡山地方検察庁倉敷支部は30日、不起訴処分にしました。不起訴処分の理由は明らかにしていません。