“バンカラ応援団” 最後のエール 岩手 花巻

“バンカラ応援団” 最後のエール 岩手 花巻
新型コロナウイルスの影響で高校の部活動の大会が中止になり、応援団も活動の機会がなくなる中、岩手県花巻市の高校では、県独自の大会に臨む野球部などに、応援団がエールを送る壮行式が行われました。
岩手県立花巻北高校の応援団は、昭和6年の学校創立当時から活動を続け、つぎはぎだらけの制服やボロボロの帽子で応援する姿から「バンカラ応援団」と呼ばれています。

新型コロナウイルスの影響で、全国高校総体や夏の全国高校野球などが中止となり、応援の機会がなくなっていましたが、7月1日から岩手県独自に野球の大会が開催されるのに合わせ、壮行式を行うことになりました。

壮行式は30日、試合の会場となる花巻球場を学校が借り切って行われ、全校生徒672人が応援団長の掛け声に合わせ、野球部や、今後も活動が続く文化部の部員に向けてエールを送りました。

野球の大会は原則、無観客で行われるため、応援団のことしの活動はこれが最後となります。

エールを受けた野球部のキャプテンで3年生の八重畑陸選手は「きょう受けたエールを自分たちの力にしっかり変えて本番に臨みたいと思います」と話していました。

また、高校1年から応援団長をつとめてきた第89代応援団長の3年生、柳原尚さんは「3年間の集大成という思いで、一体感がある応援でした。学校の先生が尽力してくれたおかげで、エールを送ることができて感謝しています」と話していました。

壮行式の最後には、応援団長へ感謝のサプライズとして球場の電光掲示板に柳原さんの名前とねぎらいのメッセージが表示され全校生徒からエールがおくられました。