5月の宿泊者数84.8%減 3か月連続で過去最大の減少幅を更新

5月の宿泊者数84.8%減 3か月連続で過去最大の減少幅を更新
5月、国内のホテルや旅館などを利用した宿泊者は、速報値で延べ781万人と、去年の同じ月と比べて84.8%減少しました。減少幅としては、3か月連続で過去最大を更新し、新型コロナウイルスの感染拡大が観光業に与える深刻な影響が改めて浮き彫りになりました。
観光庁の発表によりますと5月、ホテルや旅館などを利用した宿泊者は速報値で延べ781万人で、去年の同じ月と比べて84.8%減少しました。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出の自粛で旅館やホテルなどの臨時休業が相次ぐなどしたためで減少幅としては、3か月連続で過去最大の落ち込みとなりました。

このうち、外国人の宿泊者は延べ14万人にとどまり、去年の同じ月と比べて98.6%減少し過去最大の減少幅です。

この結果、全国のホテルや旅館などの客室稼働率も12.8%にとどまり、特にリゾートホテルは3.6%、旅館は5.3%で、感染拡大による観光業への深刻な影響が改めて浮き彫りになりました。