ベトナム人の男を追起訴 警察の違法捜査で検察が任意捜査 富山

ベトナム人の男を追起訴 警察の違法捜査で検察が任意捜査 富山
先月、富山市でベトナム人の技能実習生の男性の遺体が見つかった事件で、検察は、同居していたベトナム人の20歳の男を殺人の罪で追起訴しました。この事件をめぐっては、警察が逮捕前に行った事情聴取が違法な捜査だったとして裁判所が勾留を認めず、検察が任意で捜査していました。
追起訴されたのは、ベトナム国籍で、元技能実習生のゴ・コン・ミン被告(20)です。

起訴状などによりますと、ゴ被告は、ことし4月2日ごろ、同じベトナム国籍で富山市内のアパートで同居していた技能実習生のグエン・ヴァン・ドゥックさん(当時21)を包丁で刺して殺害した罪に問われています。

ゴ被告は、グエンさんの遺体を近くの側溝に遺棄したとして、死体遺棄の罪でも起訴されていました。

この事件をめぐっては、富山地方裁判所が「死体遺棄の疑いで逮捕するまでの6日間、ホテルに宿泊させて監視し、警察署で取り調べを行ったのは実質的には逮捕と同じで、違法な捜査だった」として、殺人容疑での勾留を認めず、最高裁判所も検察の特別抗告を退けたことから、殺人容疑については任意で捜査が行われていました。

検察は、起訴内容を認めているかどうかを明らかにしていません。