アメリカ マスク着用めぐり立場の違い鮮明に 新型コロナ

アメリカ マスク着用めぐり立場の違い鮮明に 新型コロナ
k10012488851_202006301411_202006301415.mp4
新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからないアメリカでは、ニューヨーク州の知事がマスクの着用を義務づける大統領令が必要だと主張したのに対して、ホワイトハウスは「個人の選択だ」と応じ、マスクの着用をめぐって立場の違いが鮮明になっています。
ニューヨーク州のクオモ知事は29日、記者会見で、多くの州で感染者数が増加に転じていることを踏まえ、感染の予防にはマスクが効果的だとして「大統領にできることが2つある。公共の場ではマスクの着用を義務づける大統領令を出すことだ」と述べました。

続けて、「もう1つはみずからマスクをつけることだ」と述べて、マスクの着用に消極的なトランプ大統領自身が国民に範を示すよう促しました。

これに対して、ホワイトハウスのマケナニー報道官は、同じ日の記者会見で、「トランプ大統領はマスクを着用するかどうかは個人の選択だと考えている」と述べ、個人の判断に委ねられるべきだというトランプ大統領の認識を明らかにしました。

アメリカでは、感染者が急増している州のうち、南部テキサス州やフロリダ州で与党・共和党の知事が、マスクの着用を義務化する考えはないとしている一方、西部カリフォルニア州の野党・民主党の知事は、外出時の着用を義務づけるなど、感染拡大を抑え込めていない州の間でも対応が分かれています。