5月の有効求人倍率1.20倍 前月比で46年ぶりの下げ幅

5月の有効求人倍率1.20倍 前月比で46年ぶりの下げ幅
k10012488621_202006300906_202006300907.mp4
仕事を求めている人1人に対して企業から何人の求人があるかを示す有効求人倍率は5月は1.20倍で、前の月を0.12ポイント下回りました。新型コロナウイルスの影響で、オイルショック後に次ぐ46年4か月ぶりの下げ幅となっています。
厚生労働省によりますと、先月の有効求人倍率は季節による変動要因を除いて1.20倍となり、前の月から0.12ポイント低下し、5か月連続で前の月を下回りました。

これはオイルショック後に0.20ポイント低下した昭和49年1月に次ぐ46年4か月ぶりの下げ幅となっています。

都道府県別に見ますと、
▽最も高かったのは福井で1.66倍、
▽次いで岡山が1.59倍、
▽東京が1.55倍などとなっています。

▽最も低かったのは沖縄の0.78倍で、
▽次いで青森と滋賀が0.93倍、
▽長崎が0.94倍などとなっているほか、北海道、神奈川、高知でも1倍を下回りました。

厚生労働省は「建設業や情報通信業では新規求人の減少がわずかに改善しているが、緊急事態宣言が先に解除された地域でも宿泊業などを中心に求人が戻っていない産業もあり、引き続き予断を許さない状況が続いている」としています。

新規の求人 大幅減少

新規の求人は4月に引き続き大幅な減少が続いています。

先月、企業から出された新規求人は去年の同じ時期に比べて32.1%減少しました。

産業別に見ますと、
▽減少率が最も大きかったのは宿泊・飲食サービス業で55.9%、
▽次いで生活関連サービス・娯楽業で44.2%、
▽製造業で42.8%、それぞれ減少しました。

一方、新規の求職者も去年の同じ時期に比べて14.5%減少していますが、このうち、事業主の都合で離職し仕事を探している人はおよそ9万1000人と、去年の同じ時期を31.3%上回り、急増しています。