飛まつ感染防止パネルをふるさと納税の返礼品に 愛知 日進

飛まつ感染防止パネルをふるさと納税の返礼品に 愛知 日進
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新型コロナウイルスの感染拡大を受け、愛知県日進市では地元の中小企業が製作した飛まつ感染を防ぐためのパネルをふるさと納税の返礼品にすることを決めました。
日進市の市役所の窓口などに設置されている樹脂製のパネルは飛まつ感染を防ぐため、市内の家具業者と自動車関連の樹脂加工業者の2社が共同で製作しました。

業務に合わせてパネルの高さを変えられるよう市の職員がパネルを立てる木製のスタンドに切り込みを入れることで、高さを3段階に調節できるアイデアを考案し、製作が進められました。

ことし4月から窓口にパネルを設置したところ好評だったため、日進市では“町工場”とともに作ったアイデア製品をPRしようと、ふるさと納税の返礼品にすることを決めました。

パネルは高さや幅などが違う6種類のパネルが用意され、2万7000円の寄付から受け付けています。

家具業者の志水佳三さんは「感染拡大で売り上げも落ち込む中、市からアイデアを示され、ありがたいなと思いました。家庭や飲食店で使えるようなパネルも作りたい」と話していました。

考案した日進市財務政策課の桃原勇二主幹は「反応がよくて驚きました。これを機会に日進市の中小企業のことも知ってほしい」と話していました。