埼玉 川越で新たに1人感染確認 計1107人に 新型コロナ

埼玉 川越で新たに1人感染確認 計1107人に 新型コロナ
埼玉県川越市は新たに20代の男性が新型コロナウイルスに感染していたことが確認されたと発表しました。
川越市によりますと、新たに感染が確認されたのは市内に住む20代の会社員の男性で、症状は軽いということです。

感染経路は、今のところ分かっていないということで、市は濃厚接触者などを調べています。

埼玉県内で発表された新型コロナウイルスの感染者数はこれで1107人となりました。

埼玉 大野知事「都内で大人数の会食 繁華街避けて」

埼玉県の大野知事はこの2週間の県内の感染者のうち、半数以上が東京都内で感染した疑いがあるとして都内での大人数での会食や繁華街に出かけることをできるだけ避けるよう呼びかけました。

埼玉県によりますと、この2週間に確認された県内の感染者88人のうち、45人が都内で感染した疑いがあるということです。

これについて大野知事は、「最近2週間の新たな感染者の半数以上が、東京との関係が疑われ、接待を伴う飲食店に勤めていたり利用したりした人の感染が目立っている」と述べました。

そのうえで「東京都内での大人数での会食や、繁華街に出かけることはできるだけ避けてください」と呼びかけました。

一方で、さいたま市では、キャバクラ店で複数の従業員の感染が確認され、クラスターが発生したとみられていますが、埼玉県内の繁華街については、「さいたま市と連携して、今後、必要な対応を検討したい」と述べるにとどまり、具体的な呼びかけは行いませんでした。

再び休業要請を行うかどうかなどについては近く開く予定の県の専門家会議での意見を聞いたうえで、判断したいとしています。