埼玉 新たに11人のコロナ感染確認 三郷中央総合病院の患者も

埼玉 新たに11人のコロナ感染確認 三郷中央総合病院の患者も
埼玉県内では27日、飲食店の従業員など合わせて11人が新たに新型コロナウイルスに感染していると発表されました。
さいたま市によりますと、新たに感染が確認されたのはいずれも市内に住む20代の女性2人と40代の自営業の男性の合わせて3人です。

このうち女性2人は、さいたま市大宮区の同じキャバクラ店の従業員で、この店ではこのほか3人の従業員の感染がすでに確認されているということです。

この店には少なくとも70人ほどの従業員がいるということで、利用客や濃厚接触者などの調査を進めることにしています。

さいたま市保健所の西田道弘所長は、「従業員の数などを考えるとクラスターに発展する可能性が高い。実態把握を進め、検査体制を整えたい」と話しています。

また、埼玉県は、三郷市に住む90代の女性と、戸田市の20代の女性、さいたま市の50代の会社役員の男性など合わせて7人の感染が確認されたと発表しました。

このうち三郷市の女性は、すでに医療従事者などの感染が確認されている三郷中央総合病院の入院患者だということです。

また、川口市では、50代の男性の感染が新たに確認されました。すでに感染が確認されている20代の男性の友人だということです。

県内で発表された新型コロナウイルスの感染者数は、これで1098人となりました。