KLM オランダ政府から4000億円支援 コロナで経営難

KLM オランダ政府から4000億円支援 コロナで経営難
オランダ政府は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で経営難に陥っているKLMオランダ航空に、34億ユーロ(およそ4000億円)の支援をすると発表しました。
発表によりますと、およそ4000億円のうち、およそ2800億円は銀行からの借り入れを政府が保証する金額で、残るおよそ1200億円は政府が直接融資するということです。

一方、支援の条件として、従業員の給与を削減しボーナスも支給しないこと、夜間の便の運航を減らすこと、などを求めています。

KLMオランダ航空と同じグループのフランスのエールフランスも、フランス政府の支援で70億ユーロ(8400億円余り)を調達することを決めています。

今回の支援策がEU=ヨーロッパ連合に承認されれば、エールフランスKLMのグループとしては合わせて104億ユーロ(およそ1兆2500億円)を政府の支援で調達することになります。