高性能の医療用マスクなど 医療機関に緊急配布を拡大へ 厚労省

高性能の医療用マスクなど 医療機関に緊急配布を拡大へ 厚労省
医療用マスクなどの物資が底をつきそうな医療機関に対して厚生労働省は、緊急配布を毎週行っていますが、7月からこの緊急配布を毎日行うなど拡大することになりました。
厚生労働省は「N95」などの高性能の医療用マスクや医療用の防護服などの物資が底をつきそうになっている医療機関に対して直接、緊急配布する取り組みなどをことし4月から行っています。

インターネットを通じて全国およそ8000の医療機関の最新の状況を調査し、新型コロナウイルスの患者を受け入れている病院などに配布していますが、来月から、この緊急配布を拡大することになりました。

具体的には、現在、週1回水曜日に行っている緊急配布を毎日行うほか、在庫が1週間分を下回った場合としている配布対象も3週間分を下回った場合に拡大するということです。

厚生労働省は「医療用物資の不足は解消されてきているが、物資の在庫が少なくなっている医療機関に対しては切れ目なく配布していきたい」としています。