接触確認アプリ「修正中も記録は蓄積 利用継続を」経済再生相

接触確認アプリ「修正中も記録は蓄積 利用継続を」経済再生相
不具合が見つかった新型コロナウイルスの「接触確認アプリ」について、西村経済再生担当大臣は、修正している間も接触の記録自体は蓄積されており今後の対策に生かせるとして、利用の継続を呼びかけました。
新型コロナウイルスに感染した人と濃厚接触した疑いがある場合に通知を受けられる「接触確認アプリ」は、今月19日に運用が始まりましたが、その後、不具合が見つかり、感染した人への番号の発行を見合わせているため、接触の通知が行われない状況になっています。

これについて、西村経済再生担当大臣は、閣議のあとの記者会見で「修正版は現在、審査を受けており、一定の時間がかかってしまうことは申し訳なく思っている」と述べました。

そのうえで、「感染者への番号の発行は見合わせているが、その間も、接触の記録自体は問題なく蓄積されており、必ず将来に生きてくるので、引き続き、ダウンロードをお願いしたい」と述べ、利用の継続を呼びかけました。

一方、西村大臣は、25日の午後5時までにおよそ434万件のダウンロードがあったことを明らかにしました。