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テニス 錦織「スポーツは人々に力与える 五輪 来年は開催を」

去年の全米オープンのあと右ひじのリハビリを続けているテニスの錦織圭選手が26日、オンラインでNHKの単独インタビューに応じ、復帰に向けた意気込みを話しました。
錦織選手は去年の全米オープンに出場したあと、痛めていた右ひじの手術を受けて以来リハビリを続けていて、新型コロナウイルスのため8月中旬から再開される予定のツアー大会や、無観客で実施されることが決まった四大大会の1つ全米オープンでの復帰を目指しています。

26日はオンラインでNHKの単独インタビューに応じ「最後に大会に出てから1年たつので、100点のテニスをすることは目指していない。ことしは11月ごろまでにピークを持って行きたい」と話し、パフォーマンスが戻るには時間がかかるとしたうえで「この期間を利用して復帰1戦目に向けて整えていきたい」と意気込みを話しました。

また、来年に延期となった東京オリンピックについては「スポーツが人々に力を与えられることは確かなので、ぜひ来年は開催してほしい」と期待を寄せていました。

現在、練習拠点としているアメリカ・フロリダ州では新型コロナウイルスの感染者が急増しているということで「自分自身は隔離された安全な環境で練習できているが、まだ増え続けているので本当に気をつけないといけないと思う」と話していました。

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