北海道 小樽 “昼カラ”関連で新たに6人感染確認 新型コロナ

北海道 小樽 “昼カラ”関連で新たに6人感染確認 新型コロナ
北海道小樽市は25日、新たに6人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表しました。いずれも24日に集団感染が判明した、昼間にカラオケができるスナックの利用客や濃厚接触者で、このうち2人は別のスナックの経営者だということです。
小樽市では、24日、繁華街の花園地区にある昼間にカラオケができるスナックの利用客や経営者など9人の感染が判明し、市は、クラスター=集団感染が発生したとしています。

市によりますと、この店の利用客や濃厚接触者を検査した結果、25日、いずれも小樽市に住む60代の男性と女性、70代の男性1人と女性2人、年齢と性別が非公表の1人の合わせて6人の感染が新たに確認されました。

このうち70代の男性と60代の女性は、昼間にカラオケができる市内の別のスナックの経営者で、24日に感染が確認された女性が訪れていたということです。小樽市は、この店の利用客などについても検査することにしています。

このほか、24日に感染が確認された2人が今月19日、小樽市の銭函市民センターで開かれた英語教室に参加していたことが分かり、市はセンターを来月3日まで閉館し、消毒を行うことにしています。

小樽市の迫俊哉市長は記者会見で「きのうに続き、複数の患者の発生となった。保健所で調査を進めているが、濃厚接触者の範囲が広くなり今後も新たな感染者の発生が危惧されている」と述べました。

北海道内の感染者は延べ1216人、死者は98人となり、治療を終えた人は延べ1032人となりました。